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英語面接 必ず聞かれる質問50選 ㉙ 行動面接(Behavioral Interview)シリーズ Describe a difficult decision. 英語面接で「難しい決断をした経験について教えてください」と聞かれたときの答え方【例文・NG例付き】

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英語面接のBehavioral Interview(行動面接)では、次のような質問がよく聞かれます。

  • 〇 Describe a difficult decision you had to make.
  • 〇 Tell me about a time when you had to make a difficult decision.
  • 〇 Tell me about a tough decision you made at work.

 

「難しい決断をした経験について教えてください。」

この質問で大切なのは、決断の大きさではありません。

面接官が知りたいのは、
限られた情報や複数の選択肢がある中で、何を考え、何を基準に判断し、その結果にどう向き合ったか。

つまり、次の3つの力が見られています。

  • 〇 Judgment(判断力)状況を整理し、適切な判断ができるか
  • 〇 Prioritization(優先順位をつける力)何を重視すべきかを考え、選択できるか
  • 〇 Accountability(責任感)自分の判断に責任を持ち、その結果に向き合えるか

 

今回は、英語面接で Describe a difficult decision. と聞かれたときの回答の作り方と、20〜30秒程度で答えられるシンプルな英語例をご紹介します。


面接官が見ているポイント

この質問では、面接官は主に次の点を確認しています。

  • ✅ 難しい状況でも冷静に判断できるか
  • ✅ 複数の選択肢を比較して考えられるか
  • ✅ 優先順位をつけられるか
  • ✅ 判断した理由を論理的に説明できるか
  • ✅ 自分の決断に責任を持てるか

重要なのは、

「何を決断したか」だけでなく、「なぜその決断をしたのか」

です。

面接官は、あなたの過去の経験から、どのように考え、判断する人なのかを見ています。


面接官が評価する英語の回答の作り方【STAR-L】

この質問では、

I had to make a difficult decision, and I decided to…

と、決断だけを説明して終わらないことが大切です。

面接官が知りたいのは、どのような状況で、何を考え、なぜその選択をし、どのような結果になったのかです。

STAR-Lで整理してみましょう。

STAR-L 面接官が知りたいこと(英語) この質問で話す内容
Situation What made the decision difficult? どのような状況で、なぜ判断が難しかったのか
Task What were you responsible for? あなたにどのような判断・責任が求められていたか
Action How did you make the decision? 何を比較・検討し、何を基準に決断したのか
Result What was the outcome? その決断によって、どのような結果につながったか
Learning What did you learn from the experience? 何を学び、現在の仕事にどう活かしているか

この質問では、特に Action が重要です。

例えば、

I decided to postpone the project.

だけではなく、

After reviewing the risks and discussing the options with my team, I decided to postpone the launch.

と伝えることで、何を考えてその決断に至ったのかが面接官に伝わります。


20〜30秒で答える英語回答例

① IT・プロジェクトマネージャー

Answer

I once had to decide whether to delay a system launch because of a technical risk. After reviewing the impact with my team, I chose to postpone it. We resolved the issue and launched successfully two days later.


② 営業・セールス

Answer

I had to decide whether to pursue a large client whose requirements we couldn’t fully meet. After evaluating the risks, I recommended not moving forward. It protected our team’s resources and allowed us to focus on better opportunities.


③ マーケティング

Answer

During a campaign, I had to decide whether to stop an underperforming advertisement. Although we had already invested significantly, I recommended reallocating the budget. The new approach improved engagement and taught me to focus on data rather than sunk costs.


④ 製薬・医療

Answer

During a project, I had to decide whether to delay an important submission because some information required further verification. I prioritized accuracy and recommended additional review. We submitted later, but avoided potential compliance issues and maintained quality.


面接官が高く評価するポイント

① なぜ難しい決断だったのかが分かる

どちらにもメリット・デメリットがあるなど、簡単には決められなかった理由を伝えましょう。決断の難しさが分かると、あなたの判断力も伝わりやすくなります。

② 判断基準が明確

面接官が知りたいのは、Why did you make that decision? です。
quality、customer impact、cost、deadlineなど、何を優先して判断したのかを明確にしましょう。

③ 自分の判断プロセスが見える

I reviewed… / I considered… / I discussed… / I decided… など、自分が考えて行動したことを伝えます。チームの行動だけでなく、自分が判断にどう関わったかを明確にすることが大切です。

④ 結果と学びまで伝える

決断したところで終わらず、Decision → Result → Learning まで伝えましょう。結果だけでなく、その経験をその後の仕事にどう活かしているかまで話せると、成長力もアピールできます。


回答チェックリスト

  • ✅ なぜ難しい決断だったのかが分かる
  • ✅ 自分の役割・責任が明確
  • ✅ 選択肢や考慮した点を説明している
  • ✅ 何を優先して判断したのかが分かる
  • ✅ 自分が考え、行動したことが伝わる
  • ✅ 決断による結果を説明している
  • ✅ 経験からの学びがある
  • ✅ 簡潔で分かりやすい英語になっている

 


NG回答

NG①「難しい決断をしたことがありません」

I’ve never really had to make a difficult decision.

大きな決断である必要はありません。

優先順位を決めた、顧客への対応方法を決めた、スケジュールを変更した、限られた予算や人員の使い方を決めた、という経験も十分に使えます。


NG② 決断だけを話す

We had a problem, so I decided to delay the project.

これだけでは、なぜその判断をしたのかが分かりません。

面接官が知りたいのは、Decisionそのものだけではなく、Decision-making process です。


NG③「上司に言われたから」で終わる

My manager told me to do it, so I did.

上司やチームと相談した経験でも問題ありません。

ただし、その中で自分が何を考え、何を提案し、どのように判断に関わったのかを伝えましょう。


似ている質問との比較

質問 面接官が知りたいこと 回答のポイント
Describe a difficult decision. 判断力・優先順位・責任感 何を基準に決断したか
Describe a difficult situation. 問題解決力・対応力 難しい状況にどう対応したか
Tell me about a challenge. 粘り強さ・課題解決力 困難をどう乗り越えたか
Tell me about a conflict. 協調性・対立解決力 意見の違いをどう調整したか
Tell me about a mistake. 責任感・改善力 ミスにどう対応し、改善したか
Tell me about a failure. 成長力・自己分析力 失敗から何を学んだか

特に、

Describe a difficult decision.

Describe a difficult situation.

は似ています。

Difficult situationでは、**「難しい状況にどう対応したか」**が中心です。

一方、Difficult decisionでは、**「複数の選択肢の中から、なぜその判断をしたのか」**が中心になります。

同じエピソードを使う場合でも、質問に合わせて強調するポイントを変えることが大切です。


Tea(ティー)品川|英語面接コーチ からのアドバイス

この質問を練習すると、

「そんなに大きな決断をした経験がありません。」

という方がいらっしゃいます。

しかし、会社全体を左右するような大きな決断である必要はありません。

例えば、

  • 〇 納期と品質のどちらを優先するか
  • 〇 どのプロジェクトを優先するか
  • 〇 顧客の要望をどこまで受け入れるか
  • 〇 限られた予算をどこに使うか
  • 〇 計画をそのまま進めるか変更するか

 

こうした経験も十分に使えます。

私が面接官として特に注目するのは、

「この人は、何を基準に判断する人なのか?」

という点です。

英語が流暢でも、判断理由が分からなければ、回答の説得力は弱くなります。

反対に、シンプルな英語でも、

  • 〇 I considered the risks.
  • 〇 I reviewed the options.
  • 〇 I prioritized quality.
  • 〇 I discussed the impact with my team.

 

と順序立てて説明できれば、あなたの考え方が面接官に伝わります。

また、必ずしも「完璧に正しかった決断」を選ぶ必要はありません。

大切なのは、その時点で得られた情報をもとに合理的に判断し、その結果に責任を持ち、経験から学んだことです。

英語面接では、難しい英語を使うことよりも、「なぜそう判断したのか」をシンプルな英語で伝えることを意識してみてください。


まとめ

Describe a difficult decision. で面接官が見ているのは、決断の大きさではなく、あなたの意思決定のプロセスです。

回答では、

Situation → Task → Action → Result → Learning

を意識しながら、

「What did you decide?」だけでなく、「Why did you decide that?」まで伝える。

これが、面接官に評価される回答を作るポイントです。


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英語面接でよく聞かれる質問を体系的に学びたい方へ

英語面接では、”Describe a difficult decision.” 以外にも、自己紹介、志望動機、弱み、実績、失敗経験、リーダーシップ、キャリアプランなど、さまざまな質問が出されます。

よく聞かれる質問を事前に確認し、それぞれの質問で面接官が何を評価しているのかを理解しておくことで、本番でも一貫性のある回答ができるようになります。

▶ 「英語面接 必ず聞かれる質問50選」はこちら


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