英語面接が始まると、多くの場合、最初に聞かれるのがこの質問です。
“Tell me about yourself.”
一見すると「自己紹介をしてください」というシンプルな質問に思えます。
しかし、実際には多くの方が、
と悩んでしまいます。
実は、この質問は英語力を試すためではありません。
面接官は、この最初の1〜2分で、
「この候補者の話をもっと聞きたいか」
を判断しています。
つまり、英語面接で最も重要な質問の一つなのです。
この質問を直訳すると、
「あなたについて教えてください。」
になります。
しかし、面接で求められているのは、
自分の人生を紹介することではありません。
家族
趣味
出身地
学生時代
これらを長く話す質問ではありません。
面接官が聞きたいのは、
「仕事を通じて、あなたはどんな人なのか」
ということです。
つまり、
Career Summary(キャリアの要約)
を話す質問なのです。
この質問で面接官は、次の5つを確認しています。
限られた時間で分かりやすく話せる人は、仕事でも説明力が高いと評価されます。
これまでどのような経験を積み、どのように成長してきたのか。
ストーリーとして伝えられるかを見ています。
応募しているポジションと経験がつながっているか。
ここを最も重視しています。
何が得意なのか。
どんな価値を提供できるのか。
自分自身を理解しているか確認しています。
論理的に話せるか。
聞きやすいスピードか。
結論から話せるか。
ここも大きな評価ポイントです。
私が約3,500人以上の英語面接をサポートしてきた中で、多くの合格者に共通しているのが、「Present → Past → Future」の流れです。
今どんな仕事をしているのか。
どんな経験を積み、どんな成果を上げたのか。
だからこそ、今回のポジションに応募した理由。
この3ステップだけで、自然で説得力のある自己紹介になります。
Thank you for having me today.
I’m currently a Sales Manager at ABC Company, where I lead a team of eight sales representatives and focus on developing key client relationships.
Before this role, I worked in business development and account management, which allowed me to build strong communication and negotiation skills.
Over the past eight years, I’ve consistently exceeded sales targets while helping my team improve performance.
I’m now looking for an opportunity to apply my experience in a more international environment, which is why I’m excited about this position.
この回答には、
✔ 現在
✔ 経験
✔ 強み
✔ 実績
✔ 志望理由
が自然に入っています。
面接官が知りたい情報だけが整理されているため、非常に聞きやすい回答になります。
本番前に、次のポイントを確認してみましょう。
□ 1〜2分以内に収まっている
□ 現在 → 過去 → 未来の流れになっている
□ 応募職種に関係する経験を中心に話している
□ 実績や数字を1つ以上入れている
□ 強みが自然に伝わる内容になっている
□ 最後に応募理由につながっている
□ 丸暗記ではなく、自分の言葉で話せる
My name is Ken.
I’m 35 years old.
I live in Tokyo.
My hobby is watching movies.
これは英会話の自己紹介です。
面接官が知りたい内容ではありません。
履歴書を最初から最後まで説明すると、
何を伝えたいのか分からなくなります。
3〜5分話し続ける人もいます。
面接官は途中で止めたくなります。
仕事内容だけを説明し、
成果や得意分野が伝わらない回答です。
最後まで聞いても、
「なぜこの会社なのか」
が見えない回答は評価されにくくなります。
私はこれまで約3,500人以上の英語面接対策をサポートしてきました。
その中で感じるのは、合格する人ほど「英語」よりも「構成」が優れているということです。
英語が完璧でなくても、
この3つが揃っている人は、面接官に「一緒に働く姿」をイメージしてもらいやすくなります。
「Tell me about yourself.」は、単なる自己紹介ではありません。
あなたという商品を、最初の1〜2分でプレゼンする時間なのです。
だからこそ、暗記した文章を話すのではなく、自分の経験をストーリーとして伝えることを意識しましょう。
1〜2分が理想です。長く話しすぎると、その後の質疑応答の時間が減ってしまいます。
基本的には不要です。趣味について聞かれた場合に答えられるよう準備しておけば十分です。
はい。新卒は学業・インターン・学生時代の経験を中心に、転職では職務経験・成果・応募ポジションとの関連性を中心に話すと効果的です。
「Tell me about yourself.」は、英語面接の最初に聞かれることが多く、その後の面接全体の印象を左右する重要な質問です。
面接官が見ているのは、英語の流暢さだけではありません。
を総合的に評価しています。
**「現在 → 過去 → 未来」**の流れで、自分の経験をストーリーとして伝えることを意識すれば、説得力のある自己紹介になります。
ロータスでは、英語を教えるだけではなく、**面接官の視点から「採用される答え方」**をマンツーマンで指導しています。
「英語では話せるのに評価されない」「何を話せばよいか分からない」という方は、ぜひ一度ご相談ください。
今回ご紹介した “Tell me about yourself.” は、英語面接で最もよく聞かれる質問の一つです。
しかし、英語面接ではこのほかにも、合否を左右する定番質問が数多くあります。
ロータスでは、「英語面接 必ず聞かれる質問50選」として、
まで詳しく解説しています。
✓ Tell me about yourself.(現在ご覧の記事)
→ 英語面接で最初に聞かれる「自己紹介」の答え方
→ 「職務経歴を教えてください」の答え方
→ 面接官に好印象を与える自己紹介とは?
→ 現在の仕事内容を英語で分かりやすく伝える方法
Can you summarize your career?
→ キャリア全体を1〜2分で要約するコツ