英語面接で多くの人が苦手意識を持つ質問があります。
“What is your greatest weakness?”
「正直に答えたら評価が下がるのでは?」
「短所を話したら不採用になるのでは?」
そんな不安を感じる方は少なくありません。
実際、受講生からも、
という質問をよくいただきます。
しかし、この質問は**「弱点探し」**ではありません。
面接官は、
「自分を客観的に理解し、改善する姿勢がある人かどうか」
を見ています。
この記事では、英語講師であり実際の英語面接官でもある Tea(ティー)品川 が、面接官の視点から「評価される弱みの答え方」を詳しく解説します。
この質問を直訳すると、
「あなたの最大の弱みは何ですか?」
ですが、面接官が本当に知りたいのは、
という点です。
つまり、
「弱み」そのものではなく、「弱みへの向き合い方」が評価されています。
実際の英語面接では、主に次の5つをチェックしています。
自分の課題を客観的に理解しているか。
無理に「弱みはありません」と取り繕っていないか。
課題を放置せず、改善しようとしているか。
応募職種に大きな支障が出る内容ではないか。
例えば営業職で
“I’m not good at communicating.”
では評価が下がってしまいます。
今後さらに成長できる人物かどうか。
おすすめは、
という流れです。
正直に話します。
どんな工夫をしているか。
現在進行形で改善していることを伝えます。
この流れが最も評価されます。
One of my weaknesses is that I sometimes spend too much time trying to make everything perfect.
I realized this could affect efficiency, so I started prioritizing tasks based on deadlines and business impact.
As a result, I’ve become much better at balancing quality and speed.
One of my weaknesses is that I sometimes hesitate to ask for help because I like solving problems on my own.
However, I learned that collaboration often leads to better results.
Now I communicate with my team earlier and ask for input when appropriate.
Public speaking used to be one of my weaknesses.
To improve, I volunteered to give presentations during team meetings.
Over time, I’ve become much more confident speaking in front of groups.
評価される回答には共通点があります。
✅ 弱みを一つに絞っている
✅ 改善努力を具体的に話している
✅ 現在は改善されている
✅ 前向きな印象で終わる
回答を準備したら、次の項目を確認しましょう。
□ 弱みを正直に話している
□ 応募職種に致命的ではない
□ 改善方法を説明している
□ 現在も努力を続けている
□ 60〜90秒以内で話せる
I don’t think I have any weaknesses.
自己分析ができていない印象になります。
営業職で
I don’t like talking with customers.
マネージャー職で
I’m not good at working with people.
などは避けましょう。
I’m always late.
だけで終わると、
改善意欲がない人に見えてしまいます。
弱みだけ話して終わる人は非常に多いです。
必ず
改善していること
まで話しましょう。
英語面接では、弱み、失敗、困難、フィードバックに関する質問が複数聞かれることがあります。
一見似ている質問でも、それぞれ面接官が確認しているポイントは異なります。
同じ回答をそのまま使い回すのではなく、質問ごとに内容を切り分けて準備しましょう。
| 質問 | 面接官が知りたいこと | 回答のポイント |
|---|---|---|
| What is your greatest weakness? | 自分の弱みを客観的に理解しているか | 弱み・改善への取り組み・現在の変化 |
| Tell me about a failure. | 失敗から何を学び、次にどう活かしたか | 失敗の状況・自分の責任・学び・再発防止 |
| Describe a challenge you faced. | 困難な状況にどのように対応したか | 課題・行動・工夫・結果 |
| How do you handle criticism? | 指摘やフィードバックを前向きに受け止められるか | 傾聴・感情のコントロール・改善行動 |
| What would your manager say about you? | 上司から見た仕事ぶりや人物像 | 客観的な評価・強み・改善点・具体例 |
この2つは、どちらも自分の課題について話す質問ですが、面接官が見ているポイントは異なります。
What is your greatest weakness?
→ 現在、自分がどのような弱みを認識しているか
→ その弱みを改善するために、どのような努力をしているか
この質問では、自己分析力と継続的な改善姿勢が評価されます。
たとえば、
One of my weaknesses is that I sometimes spend too much time checking details. To improve, I now set clear time limits and prioritize tasks based on business impact.
のように、弱みだけで終わらず、改善行動まで伝えることが重要です。
Tell me about a failure.
→ 過去にどのような失敗を経験したか
→ その失敗をどう受け止め、何を学んだか
→ その後、行動をどう変えたか
この質問では、失敗への向き合い方、責任感、学習力が評価されます。
単に失敗を説明するのではなく、学びと再発防止まで話しましょう。
What is your greatest weakness? は、単に短所を聞く質問ではありません。
面接官は、
を確認しています。
一方で、
を聞いています。
それぞれ評価軸が異なるため、同じエピソードを使う場合でも、質問に合わせて強調するポイントを変えましょう。
約3,500人以上の英語面接を指導してきましたが、
この質問になると、
多くの方が
「何を答えれば正解なのか」
を探し始めます。
しかし、
正解の弱みはありません。
あるのは、
評価される伝え方
だけです。
面接官は、
完璧な人ではなく、
改善しながら成長できる人
を採用したいと思っています。
だからこそ、
あなた自身の経験に基づいた回答を作ることが何より重要です。
ロータスでは、英語講師であり実際の英語面接官でもある Tea(ティー)品川 が、英語表現を教えるだけではなく、面接官が評価するポイントを踏まえた回答づくりをマンツーマンでサポートしています。
「何を話せばいいのか分からない」「現在の仕事を英語でうまく説明できない」という方は、ぜひ一度ロータスにご相談ください。
この質問以外にも、英語面接では頻出の質問が数多くあります。
ロータスでは、それらを分かりやすく解説したシリーズをご用意しています。