「パワポ資料」は「秘密兵器」だけじゃない

2022年10月09日

今日のあるレッスン中、模擬質問の “What can you bring to the organization?” への返答で、“本人が、志望会社に採用されたらやりたい事” について説明しようとしていたのですが、どう表現すれば良いのか戸惑ってしまったようです。

そこで受けた質問が、”私の様な英語のレベルで、私のアイディアを解ってもらうには、どう説明したらよいのでしょうか？” でした。

沢山の方が、同じような質問を持っているかと思います。

私がお伝えしたことは、”「パワポ資料」が「秘密兵器」です、しかも面接官を感動までさせることが出来ます” でした。

これは、「採用されたら、あなたは何がしたいのか」を説明するにあたって、効果的です。やたら、他の質問に対して使う事はお勧めしません。

簡単に言えば、「面接官に、あなたのプレゼンをする」という事です。その準備におけるキーポイントは下記の通りです。

①　志望会社がJDにてCandidatesに求めているタスクを理解しましょう

②　そのタスクの1つを成功させるためのアイディアを考えましょう

③　そのアイディアを具体的にグラフィック化しましょう

④　パワポ等に、シンプルな表現をしましょう（ここでのポイントは、説明文＜英語＞は少なめに、出来る限り図で表す事です。英語での表現が難しいからグラフィック化しているのですから、言葉多めでは意味が有りません）

⑤　その資料を使って、練習しましょう

「採用されたら、あなたは何がしたいのか」を説明する際は、返答の初めからその資料を見せるより、先ずは自分の言葉を使い、表現してみる事をお勧めします。（英語での説明をトライする努力を見せた方が、好印象です）

途中で、”I think it’s a little bit difficult for me to explain my idea in English. Can I show you some visualized material I made for you?” 等と聞いてみてください。（”No, you cannot do that” という面接官は、まずいないでしょう）

または、もう少し簡単に “I made some material for you. Can I show you?” でも、もちろんOKです！

英語での説明が上手じゃなくても、あなたのアイディアが面接官に届けば成功です。

そして、「パワポ資料」の使用は、説明に対する「秘密兵器」であるだけじゃなく、確実に面接官を感動させます！